歯科一般

むし歯はどうしてなるのでしょう。

 

口内に存在するミュータンス菌が、食べ物の糖をエサにして酸を発生させ、この酸が歯のエナメル質を溶かしていく。これがむし歯です。ミュータンス菌は、だれもの口内に存在しますから、この菌の数を減らし、活動をおさえることがむし歯を予防することにつながります。そのためには、菌のエサとなる糖を口内に残さないこと、お口の中を強い酸性のままにしないこと等が大切です。毎日3回の食後に歯磨きを行っているという方は多くいらっしゃいますが、お菓子やジュース、スポーツドリンクや缶コーヒーなどにも糖が多く含まれていますから、間食をひんぱんにとる方は生活習慣を見直すことで、むし歯を予防することができるでしょう。また、唾液の量や歯の質によっても個人差がありますので、口内環境の改善を行いながらむし歯治療をすすめていきましょう。

 

 

一般的なむし歯治療について

 

むし歯には、歯の表面のエナメル質にキズがある軽度のものから、穴があいてしまったもの、神経まで浸食しているものなど様々です。軽度のむし歯では歯を削ることなく、定期的な予防ケアを行いながら経過観察していく場合もあります。歯のお掃除に定期的に通院していただくことは、歯の変化に早期に気づき、むし歯治療を早くラクに終えることにもつながります。また、穴があいてしまったむし歯の治療では、浸食のある部分を削り、樹脂や金属を詰めるという処置が一般的ですが、当院では、できるだけ削る部分を少なく、歯の神経も温存できるような処置を推奨しています。

 

 

当院のむし歯治療の特徴

 

痛くない治療

むし歯治療で、患者さんの多くがストレスに感じることは、歯を削る際の不快感ではないでしょうか。当院では、ドリルの回転数を遅くすることで振動を減らす処置や、レーザーを使用した「痛くない治療」を行っています。このレーザー処置は、厚生労働省が許可した、歯を削ることができるエルビュウムヤグレーザーという機器を使用するものです。従来のドリルで削る時のキーンという音がないため、患者さんのストレスも軽減できます。また、振動が歯に伝わることがないので、痛みを感じにくいという利点もあります。エルビュウムヤグレーザーは、妊娠中の女性、ペースメーカー使用の方にも安全に使用することができますから、安心してむし歯の相談にお越しください。

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むし歯の程度を可視化 

当院では、ダイアグノデントという機器でむし歯の状態を計測しています。これは、歯の内部のむし歯の進行程度を数値で表示する機器です。これを使用することで、歯科医師の判断だけでなく、患者さんも目に見えない部分のむし歯の進行を数値で確認し、治療に取り組むことができます。また、各診療について、院内にて料金の表示を掲示していますので参考に御覧ください。

→保険診療における治療費の目安

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こどものむし歯治療について

 

小児の患者さんでは、定期的なお掃除と、むし歯予防のためのフッ素塗布が中心のケアとなります。まずは、診察台に安心して座れるようになること、楽しく通院することができること、を大切に考えています。スタッフの中には保育士資格保持者も在席していますので、安心してお越しください。当院のフッ素塗布は、既成のマウスピースを使ったイオン導入機で行います。これは、通常の塗布の1.6倍の浸透効果が望めるものです。使用は診察台ではなく、フッ素コーナーで行います。いちどに6名まで使用できるコーナーですから、まわりには同じようにマウスピースを噛んでいるお友達もいて、どの子も安心して使用できる機器です。

小児歯科についてはコチラをご覧ください

 

 

治療の流れ

 

最初に、問診票をもとにしたカウンセリングを行います。カウンセリングルームにてスタッフが、むし歯の症状をお聞きしていきます。患者さんが「こうなりたいと望む治療」「これまでに受けてきた治療」「いつまでに治療を終わらせたい」など、ていねいにお聞きします。診察台に座るまえに、リラックスしてお話しください。その後、歯科医師が治療法についてご提案し、いっしょに治療方針を決めていきましょう。また、問診票のさいごには、「ご自由にお書きください」といった、患者さんの想いを記入する項目を設けていますので、参考にさせていただいています。むし歯の治療法については、補綴やブリッジ、インプラント、部分義歯などさまざまな選択肢があります。口頭での説明に加えて、パンフレットなどお渡ししていますので、患者さんがゆっくりと考えてから治療に望むことができるように工夫をしております。

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よくある質問

 

むし歯治療は何回で終わりますか?

むし歯の進行具合によって異なります。軽いむし歯でしたらその日のうちに終わることもあります。定期的な検診により、早期に処置することができますから、痛みが起こる前に診察を受けることが、むし歯治療をカンタンにラクに終わらせる秘訣でしょう。

 

仮の詰め物が取れてしまった...

次の受診までそのままでも問題はありません。痛みがあったり、気になる場合はお電話ください。

 

治療後は、いつから食事ができますか?

むし歯の処置後、フッ素イオン導入後、ともに30分後から飲食可能です。麻酔を使用した場合には、お口の感覚が鈍くなっていますから、口内を噛んだりしないようご注意ください。